ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

上半期のモバイル決済額、17年通年の2倍に急増


ニュース 金融 作成日:2018年9月7日_記事番号:T00079154

上半期のモバイル決済額、17年通年の2倍に急増

 金融監督管理委員会(金管会)の統計によると、今年上半期のモバイル決済サービスを通じた取引額が356億台湾元(約1,280億円)に上り、既に昨年通年の172億元の2倍を超えたことが明らかとなった。上半期の取引件数も3,318万件と昨年通年の数値を超えた。7日付経済日報が報じた。

 上半期のモバイル決済額のうち、スマートフォンにひも付けたクレジットカードを通じた支払いが219億元と全体の約6割を占めた。また「ラインペイ(LINE Pay)」や「街口支付(JKOPAY)」といったオンライン・ツー・オフライン(O2O)サービスを通じた支払いも25億元と前年通年の8億元から大幅な増加を見せている。

 この他、金融業者が取得した特許件数は、上半期は215件と、前年通年の294件に迫る勢いを見せている。

 なおフィンテックに関わる世界的な商機獲得に向け、金管会主導の下、今年12月7~8日に世界貿易センター1号館で、第1回となる「台北金融科技展(フィンテック・タイペイ)」を開催する計画だ。マイクロソフト(MS)、IBM、NEC、宏碁(エイサー)、華碩電脳(ASUS)など内外の大手ハイテク企業の出展が見込まれる。