ニュース 電子 作成日:2018年9月10日_記事番号:T00079166
電子ペーパー(EPD)最大手の元太科技工業(イーインクホールディングス、EIH)は7日、富士通セミコンダクターと共同で構築した無電池式電子ペーパータグのリファレンスデザインを発表した。同デザインには、EIHの低電圧電子ペーパーモジュールと富士通セミコンのFRAM(強誘電体メモリー)を搭載したUHF帯の無線ICタグ(RFID)用LSIが採用された。8日付経済日報が報じた。
EIHと富士通セミコン、および凸版印刷が共同で開発を進める無電池式電子ペーパータグ・ソリューションは、約20センチメートル離れた場所からデータを送信し、タグの表示情報を更新でき、物流、身分証などのIDカード、電子棚札(ESL)といった分野に応用が見込まれる。
EIHの李政昊総経理は、日本のコンビニエンスストア業界では既に環境にやさしい電子ペーパーの重要性が強く認識されており、今後、紙のタグに取って代わるとの見通しを示した。凸版印刷も、まず日本のコンビニチェーンをターゲットに無電池式電子ペーパータグの開発と製造を進めるとコメントした。その後、一般の物流、製造業向けに対象を拡大する方針だ。
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