ニュース 電子 作成日:2018年9月10日_記事番号:T00079170
冷却ファンメーカーの動力科技(サン・マックス・テック)が発表した8月連結売上高は7,696万台湾元(約2億8,000万円)で、前月比5.21%増、前年同月比38.64%減だった。同社は、エヌビディアが9月下旬に最新GPU(グラフィックスプロセッサー)アーキテクチャー「Turing(チューリング)」採用の次世代ゲーム用GPUをリリースする予定で、8月から同GPUを採用する顧客向けの冷却ファンの試験生産を開始したと説明。第4四半期から業績拡大が期待できると予想した。10日付工商時報が報じた。
動力科技は、エヌビディアの新型GPUは既存モデルより性能が30%以上向上するため、冷却ファンに対する需要も高まると指摘。主要顧客の▽微星科技(マイクロスター・インターナショナル、MSI)▽技嘉科技(ギガバイト・テクノロジー)▽華碩電脳(ASUS)▽米EVGA──などは新型GPUを搭載したビデオカード、ハイエンドパソコンの発売準備を進めており、ゲーム用製品向け冷却ファンの出荷量の拡大、平均出荷価格の上昇が期待できると説明した。
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