ニュース 電子 作成日:2018年9月10日_記事番号:T00079172
市場観測によると、鴻海科技集団(フォックスコン)は産業用モノのインターネット(IIoT)などの分野で米ゼネラル・エレクトリック(GE)と提携するもようだ。鴻海の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長は関連事業部の幹部に対し、10月にGEの子会社と研究開発(R&D)部門を訪問するよう指示したとされる。鴻海は9日、ノーコメントとした。10日付経済日報が報じた。
観測によると郭董事長は先月の米国視察中に、GEとIIoTサービスを推進する子会社、GEデジタルの幹部と接触したもようだ。GEデジタルはIIoTの分野でインテル、マイクロソフト(MS)、アップル、中国の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)などと相次いで提携しており、ここ半年間は鴻海との接触を図っていたとされる。
鴻海は傘下にIIoT事業子会社、富士康工業互聯網(フォックスコン・インダストリアル・インターネット、FII)を持つ。業界では、GEとの提携で相互補完効果が期待できるとみられている。
なお中国メディア「科技日報」の報道によると、鴻海が中国・広東省広州市で建設中の第10.5世代液晶パネル工場は、このほど切断・偏光板貼り付け工程のクリーンルームを着工し、来年1月に完成するようだ。同工場第1期は来年6月の完成を予定している。
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