ニュース 電子 作成日:2018年9月10日_記事番号:T00079173
鴻海精密工業傘下の通信キャリア、亜太電信(アジア・パシフィック・テレコム)は、子会社の富鴻網(FHネット)と共同で、スマート農業に参入する。両社のセンサー、スマートデバイス、モノのインターネット(IoT)、ビッグデータ技術などを利用して台湾の農家の生産、販売を支援する。10日付工商時報が報じた。
亜太電信は、スマート農業システムを導入することで農家が農地の水分量などの土壌環境や害虫の有無などを24時間モニタリングできるようにし、農家の負担を軽減する他、ビッグデータ分析により農作物の品質、収穫量、出荷時期を有効に管理できるようにすると説明した。
亜太電信とFHネットは農家の販売を支援するクラウドシステムを構築する他、ブロックチェーン技術を活用した生産履歴の追跡サービスも提供する。さらに、農家の所得を高めるために販売会社との栽培契約の仲介も行う計画だ。
亜太電信はIoTサービスで2020年末までに接続デバイス数200万台を目指している。
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