ニュース 社会 作成日:2018年9月10日_記事番号:T00079186
関西地方を襲った台風21号(アジア名・チェービー)と北海道胆振東部地震の影響で関西国際空港と新千歳空港が相次いで閉鎖され、多くの台湾人観光客が足止め状態となり、台湾政府の在外公館に当たる台北駐日経済文化代表処の支援が後手に回ったとして批判を浴びた中、謝長廷駐日代表は7日に札幌入りし、直接指揮を執るなど、対応に追われた。8日付蘋果日報が伝えた。
謝代表(左)は新千歳空港で台湾人旅行者の帰台対応に当たった(9日=中央社)
外交部によると、台湾の駐札幌弁事処は緊急対応計画を立て、24時間対応の緊急サービスセンターを開設。滞在中の台湾人から救助を求める電話が160本あったほか、駐札幌弁事処を訪れて救助を求めた人が120人を超えたと説明。これまでに1,100人分の航空便の座席を確保し、既に全員が台湾に戻り、取り残されている旅客はいないと説明した。
今回の騒動は、関西空港に中国大使館がバスを派遣し、中国人客をいち早く退避させたと伝えられた後、対応が遅れた駐日代表処に批判が集中。続いて起きた胆振東部地震でも対応が遅れたとして、不満が増幅された。
謝代表は野党国民党の立法委員から辞任要求が出ていることについて、「政府が辞任しろというなら辞めるが、今は災害救援中なのでいちいち説明せず、批判に任せる。ただ誤解されている点が多過ぎる」と述べ、理解を求めた。
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