ニュース 社会 作成日:2018年9月10日_記事番号:T00079187
中央気象局の観測によると、きのう9日午後2時、台湾から約200キロメートル余りの南東の海上で熱帯低気圧が発生した。今後台風に発達する可能性がある。南部では8月下旬に熱帯低気圧などによる豪雨で深刻な被害が出たばかりで、警戒が必要だ。蘋果日報電子版などが報じた。
熱帯低気圧は今後、台湾南方のバシー海峡を通過する見通しだ。台風に発達した場合、南部の一部が強風域に入る可能性がある。
一方、台湾から約3,000キロ南東の海上にある中度(強い~非常に強い)勢力の台風22号(アジア名・マンクット)は、週末にも台湾に近づく可能性がある。10日午前8時時点の中心気圧は955ヘクトパスカル(hPa)、中心付近の最大風速は毎秒40メートルで、時速25キロの速さで西に進んでいる。今後、強烈(非常に強い~猛烈な)勢力に発達する見通しだ。
週末豪雨、陽明山で600ミリ
台北市の西門町エリアでは、マンホールから噴出した水で路面に損壊被害が出た(8日=中央社)
秋雨前線による8~9日の豪雨では、北部の多くの地域で1時間当たりの雨量が100ミリを超えた。陽明山国家公園内の台北市士林区擎天の測候所では、24時間積算降水量が663.5ミリに達するなど、8月の南部豪雨に匹敵する雨量を観測した。排水能力を上回る降雨により、台北市、新北市で200カ所以上が浸水した他、基隆市でも住宅エリアで腰まで浸水する被害が出た。
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