ニュース 電子 作成日:2018年9月11日_記事番号:T00079191
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が10日発表した8月連結売上高は910億5,500万台湾元(約3,300億円)で、前月比22.4%増、前年同月比0.9%減となり、市場の従来予想を上回った。証券会社は、7ナノメートル製造プロセスでの出荷量の大幅増が主因と指摘した。11日付経済日報などが報じた。
TSMCの7ナノプロセス出荷は、▽アップルが12日に発表するとみられる、スマートフォン「iPhone」新製品のプロセッサー「A12」▽アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)のグラフィックチップ▽深圳市海思半導体(ハイシリコン・テクノロジーズ)のスマホ用チップ──などとされる。
一方、TSMCが8月初旬、コンピューターウイルス感染により一部生産設備が停止した影響について証券会社は、9月連結売上高が900億元を下回るものの、第3四半期への影響は軽微との見方を示した。
また証券会社は、7ナノプロセスの第3、第4四半期の売上高構成比が、それぞれ10%以上、20%以上に拡大すると予測した。
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