ニュース 金融 作成日:2018年9月11日_記事番号:T00079207
金融持ち株会社、国泰金融控股(キャセイ・フィナンシャル・ホールディングス)の蔡宏図董事長は10日、中国の電子商取引(EC)最大手、阿里巴巴集団控股(アリババ・グループ・ホールディング)傘下で電子決済サービス「支付宝(アリペイ)」を運営する螞蟻金融服務集団(アント・フィナンシャル・サービシーズ・グループ)の井賢棟董事長と提携強化について話し合った。損害保険事業に続き、生命保険分野でも協力を図る狙いだ。11日付経済日報が伝えた。
国泰世華銀行(中国)の林行長(左)ら。当面、企業向け融資、金融取引、銀行間取引、投資銀行の4分野の展開に力を入れる(10日=中央社)
螞蟻金融服務保険事業群の尹銘総裁は「国泰金は台湾では誰でも知っているが、中国では歩みだしたばかりだ。損保商品に比べ、生命保険商品はブランドの知名度が必要だ」と指摘した。支付宝には約7億人のアクティブユーザーがおり、市場は両社の生保市場での提携に注目している。
一方、国泰世華商業銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)の子銀行「国泰世華銀行(中国)有限公司」の開業パーティーが10日、上海市で開かれた。
中国では富邦金融控股系の富邦華一銀行が拠点30カ所を展開しているが、林尚民行長は「両行は異なる戦略を取る。国泰世華銀は2~3年で華一銀並みにうまくやることが目標だ」と述べた。
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