ニュース 電子 作成日:2018年9月12日_記事番号:T00079216
12日付工商時報によると、サムスン電子のファウンドリー事業部は今後、台湾のファウンドリー大手、聯華電子(UMC)傘下のIC設計会社、智原科技(ファラデー・テクノロジー)との提携を拡大し、来年には7、8ナノメートル製造プロセスによるASIC(特定用途向けIC)の受注増を目指すとみられる。
サムスンは昨年、ファウンドリー事業部を新設する組織改編を発表。同部門を通じて最適化された設計プロセスを提供するエコシステムプログラム「SAFE」(サムスン・ファウンドリー・アドバンスト・エコシステム)を立ち上げ、ASIC事業におけるパートナーの模索を開始した。
ファラデーは今年1月よりSAFEに参加し、その後、半年足らずで10ナノプロセスによる仮想通貨の採掘(マイニング)装置専用ASICを数件テープアウト(設計完了)させた。これによりサムスンは同社との提携拡大を決めた。
サムスンは今後数年にわたり、先進ロジックプロセスにおいてファラデーに十分な支援を行うほか、メモリー技術や2.5/3次元(2.5/3D)パッケージング(封止)技術も提供する。
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