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TSMCの竹南封止工場計画、環境影響評価を実施へ


ニュース 電子 作成日:2018年9月12日_記事番号:T00079217

TSMCの竹南封止工場計画、環境影響評価を実施へ

 ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は、新竹科学工業園区(竹科)竹南科学園区(苗栗県竹南鎮)への最新鋭のパッケージング・テスティング(封止・検査)工場建設に向けて、近く環境影響評価の手続きに入る。中央社電が11日伝えた。

/date/2018/09/12/01tsmc_2.jpgTSMCの封止検査工場予定地(11日=中央社)

 苗栗県政府によると、TSMCの関係者が11日に県政府を訪れて協力を求めた。県側は工場建設で2,500人の雇用創出効果が見込まれるため、計画をバックアップしていく構えだ。

 計画地は竹南園区の周辺特定区にあり、面積は14.3ヘクタール。同県は環境影響評価の半年以内の完了と、2020年に工場完成を見込む。工場の建設スケジュールや投資額など詳細については、TSMCの董事会による決定後に公表するとした。

 TSMCは12年に竹南の土地を32億台湾元(約116億円)で取得し、当初は18インチウエハー工場の建設を計画していたが、市況変化で計画を延期した後、封止・検査工場の建設へと計画を変更した。