ニュース 電子 作成日:2018年9月12日_記事番号:T00079220
市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)は11日、インテル製CPU(中央処理装置)の供給不足を受け、今年通年のノートパソコン出荷予測を前年比0.2%減に下方修正した。トレンドフォースは、PC用DRAMの第4四半期価格は供給過剰により2%下落すると予想していたが、ノートPC向け需要が減少する影響で下落幅がさらに拡大するとみている。12日付工商時報が報じた。
トレンドフォースは、インテルの第8世代コアプロセッサー「Uシリーズ(開発コード名・Whiskey Lake)」と「Coffee Lake」の供給不足により、8月のノートPCの供給不足割合は5%に達し、9月は5~10%、第4四半期は10%以上に拡大すると予想。インテル製CPUの供給不足は来年上半期まで続くとみられている。
台湾のノートPC受託生産メーカーでは、緯創資通(ウィストロン)がインテル製CPUの供給不足を受け、第3四半期のノートPC出荷成長予測を5%以下へと、従来の5~10%から引き下げた。広達電脳(クアンタ・コンピューター)、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)、英業達(インベンテック)は従来予想を据え置いている。
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