ニュース 機械 作成日:2018年9月12日_記事番号:T00079225
米シカゴで開催中の工作機械展示会、シカゴ国際工作機械見本市(IMTS、10~15日)には、台湾から友嘉集団(フェアフレンドグループ、FFG)の朱志洋(ジミー・チュー)総裁、東台精機(東台マシン&ツール)の厳瑞雄董事長、程泰機械(グッドウェイ・マシン)の楊徳華董事長、上銀科技(ハイウィン・テクノロジーズ)の卓永財董事長ら業界大手のトップが多数参加して受注獲得に売り込み攻勢を行っており、台湾メーカー全体の受注額は初日だけで1億米ドルに迫ったもようだ。なお、このうち6,000万米ドル以上をフェアフレンドが占めたとされる。12日付工商時報が報じた。
台湾機械工業同業公会(TAMI)などの統計によると、台湾の8月の工作機械輸出額は前年同月比1.3%減の3億400万米ドルと今年初めてマイナス成長を記録。トランプ米大統領が中国製品に対する関税引き上げを宣言して以降、中国顧客の投資意欲が減退しているほか、トルコリラの急落を受けて同国の代理業者が調達を減らしたことが要因とみられる。
しかしTAMIの王正青秘書長によると、米国向けは例年の非需要期に当たる7~8月も需要が旺盛で、1~8月の累計輸出額は前年同期比30%を超える成長を見せた。さらにシカゴでの展示会での好調ぶりから、米国向け輸出は9月も成長が予想される。
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