ニュース 食品 作成日:2018年9月12日_記事番号:T00079228
タケダ製菓(本社・札幌市北区)の「手焼き石窯焼南部せんべい落花生味」から、台湾ではせんべいへの添加が禁止されている人工甘味料サッカリンが検出され、輸入販売していた遠東集団(ファーイースタン・グループ)傘下のシティースーパーが店頭から撤去した。12日付蘋果日報が報じた。
衛生福利部(衛福部)食品薬物管理署(TFDA)によると、同商品はシティースーパーを運営する遠東都会が8月に輸入した全商品、計5.28キログラムからサッカリンが検出された。台湾ではサッカリンは蜜銭(フルーツの蜜漬け)、ヒマワリの種、梅粉(プラムパウダー)、カプセル・錠剤、炭酸飲料などへの使用は認められているが、せんべいへの添加は認められていない。シティースーパーは、8月に同商品の販売を開始したばかりで、メーカー側から検査で問題なしとの報告を受けていたと説明した。これまでに購入した消費者に対しては返品を受け付ける。
TFDAが11日に違反を発表した輸入食品は22項目で、この中には、スーパーマーケットのウエルカム(頂好)を展開する恵康百貨が輸入したカナダ産ミニスイートペッパーも含まれた。同商品からは農薬フロニカミドが基準値の7倍に当たる0.07ppm(ppmは100万分の1の濃度)検出された。
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