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寝具から放射性物質、原能会が回収命令


ニュース その他製造 作成日:2018年9月12日_記事番号:T00079229

寝具から放射性物質、原能会が回収命令

 健康効果をうたい市販されているマイナスイオン加工のベッドマットレス、枕、掛け布団などから基準値を大幅に上回る放射性物質が検出されたとして、行政院原子能(原子力)委員会(原能会)は135点の商品の回収を業者に命じた。12日付聯合報が伝えた。

 原能会は同時に、問題が疑われるマットレス347件を差し押さえる措置を取った。

 原能会は今回、韓国企業が生産したベッドマットレスで基準値を超える放射性物質が検出された海外のケースを踏まえ、調査を実施した。問題の韓国企業の製品は輸入されなかったが、同時に台湾で同様の製品を扱っている60社について調査を実施。寝具業者2社の商品で基準値を超える放射性物質が検出された。

 このうち、貝多麗の製品では最高で76ミリシーベルトと、基準値の76倍の放射線量が測定された。同社は「これまでマイナスイオンに関する規範を知らない状況で誤用してきた。今後は問題のマットレスを販売しない」と説明した。