ニュース 社会 作成日:2018年9月12日_記事番号:T00079238
衛生福利部(衛福部)疾病管制署(疾管署)は11日、台中市で3例、新北市で1例、台南市で1例の計5例のデング熱感染が新たに確認されたと発表した。台南市での感染例は今年初めてで、台湾全土の今年の感染例は107例に達した。12日付中国時報などが報じた。
今年初めての感染例が確認された台南市では、市の職員が蚊の発生源となる恐れがある場所の清掃を強化した(11日=中央社)
台南市の感染例は南区明亮里に住む78歳の女性で、血清型は4型。4型が見つかったのも台湾で今年初めてだ。4型は現在、フィリピンやカンボジアでまん延しており、この女性が最近、海外や他県市に出掛けていないことから、疾管署では、海外で感染し、まだ症状の出ていない周辺住民から感染した可能性もあるとみている。
台南市では3年前、感染者が2万例以上に上る大規模なデング熱のまん延が起きたが、この1年9カ月は域内型の感染は抑えられていた。疾管署では、デング熱を媒介する蚊の発生源となる水のたまる容器の撤去や、蚊に刺されないよう防止策を呼び掛けている。
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