ニュース 電子 作成日:2018年9月13日_記事番号:T00079245
IC設計大手、聯発科技(メディアテック)が15.81%出資する中国の指紋認証IC最大手、深圳市匯頂科技(GOODiX)の張帆董事長は、同社の光学式指紋認証ICが下半期に発売される多くのスマートフォンに採用されるとして、今年通年の出荷量は1,000万セット水準に達するとの予測を示した。13日付工商時報が報じた。
張董事長は、同社の光学式指紋認証ICは認証精度が98%に達し、認証時間は約0.3秒と強調。また、同社が開発した指紋認証モジュールはディスプレイ埋め込み型でなく、スマホメーカーは生産コストを大幅に削減できるため、採用が増えていると説明した。
匯頂科技の光学式指紋認証ICは中国スマホ大手の▽華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)▽維沃移動通信(vivo)▽小米集団(シャオミ)──などに採用されている。来年はサムスン電子も採用するとの観測が浮上しているが、張董事長は、海外のあらゆる顧客からの受注獲得を目指すとのみコメントした。
張董事長はさらに、年内に自動車向けにタッチパネルICの供給を開始する他、構造化光を利用した3次元(3D)センサーソリューションを提供すると説明。また、来年はNB-IoT(ナローバンドIoT)向け製品をリリースすると明らかにした。
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