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台郡科技が高雄に新工場、アップル5G機種向けか


ニュース 電子 作成日:2018年9月13日_記事番号:T00079246

台郡科技が高雄に新工場、アップル5G機種向けか

 フレキシブルプリント基板(FPC)メーカーの台郡科技(フレキシウム・インターコネクト)は12日、高雄市大寮区の和発産業園区に、第5世代移動通信(5G)スマート通信運営センターを設置すると発表した。投資額は計105億台湾元(約380億円)。業界では、米アップルの次世代5G機種に協力するためとみられている。13日付経済日報が報じた。

/date/2018/09/13/01_5g_2.jpg鄭明智董事長(右)は、和発産業園区での新工場設置により、今後5年で就業機会2,500人を創出すると述べた(12日=中央社)

 台郡科技は同日、高雄市政府と、和発産業園区内の用地購入契約を締結した。面積は6ヘクタールで、今後2期に分けて開発する。第1期は近く着工し、1年後に稼働予定。2019~20年の5G商機を狙う。第2期完成後、同社の生産能力は倍増する見込みだ。

 業界関係者は、プリント基板(PCB)メーカーがハイエンド製品の生産拠点を中国から台湾に移管する動きの始まりと指摘した。