ニュース 商業・サービス 作成日:2018年9月13日_記事番号:T00079259
日本のリゾート運営大手、星野リゾート(本社・長野県軽井沢町)の星野佳路社長は12日、林佳龍台中市長と会談し、同社が運営を手掛ける高級温泉旅館「星のや(中国語名・虹夕諾雅)」を、同市和平区の谷関温泉で来年5~6月にオープンするとの見通しを明らかにした。同社にとって海外拠点設置はインドネシアのバリ島に続き2カ所目となる。13日付工商時報が報じた。
記者会見で親指を立てる林市長(左2)と星野社長(右2)。林市長は「星のや・谷関」の開業に伴い、多くの日本人に谷関温泉に訪れてほしいと語った(台中市リリースより)
新たに開業する「星のや・谷関」は、鉄筋大手の豊興鋼鉄が傘下の汶山企業を通じて20億台湾元(約72億円)を投じて建設し、星野リゾートが運営を委託される形となる。星野社長によると、計50棟のヴィラ、およびスパや日本式の浴場を設置する計画で、来年1月には予約受付を開始する。
星野社長は谷関温泉の印象について「非常に良質な温泉で湯量も豊富」と高く評価。さらに「日本には有名な温泉旅館が数多くあるが、台湾の温泉ホテルのように大量の温泉水を使用することはできない」と語った。
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