ニュース 政治 作成日:2018年9月13日_記事番号:T00079263
傅崐萁花蓮県長が合機電線電纜(ホールドキー・エレクトリック・ワイヤ&ケーブル)の株価を操作し、1億台湾元(約3億6,000万円)余りの不当な利益を上げたとして起訴された事件で、最高法院は12日、傅氏の上告を棄却し、懲役8月の実刑が確定した。傅氏は近く収監される見通しだ。13日付聯合報が伝えた。
傅花蓮県長(12日=中央社)
傅氏は2009年から2期にわたり、花蓮県長を務めてきた。内政部は判決確定を受け、傅氏が失職したと発表した。行政院は近く県長代行を派遣する。傅氏の判決が統一地方選直前の段階で確定したことは、政界に波紋を呼んでいる。
傅氏は12日夜、「県市長選挙(統一地方選)がカウントダウンに入る重要な時期に民進党政権は卑劣なやり方で司法による迫害に及び、花蓮県長選に勝利しようとした。絶対に屈服しない」とコメントした。
花蓮県長選には国民党から傅氏の妻、徐榛蔚氏、民進党から県議の劉暁玫氏が出馬しており、徐氏が選挙戦で優位に立っているが、今後の選挙情勢にどのような影響が及ぶか注目される。
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