ニュース 社会 作成日:2018年9月13日_記事番号:T00079266
日本の運動家、藤井実彦氏が先ごろ、国民党台南支部の敷地に設置された慰安婦像を蹴ったとして強い批判を浴びている問題で、藤井氏が所属する団体「慰安婦の真実国民運動」の加瀬英明代表は12日、公式サイト上で声明を発表し、「今回のことにより不快な思いをされた台湾の皆さまに、心よりお詫(わ)び申し上げます」と謝罪した。12日付聯合報が報じた。
「慰安婦の真実国民運動」が発表した声明によると、同団体ではインターネット上に流布している動画や画像を検証し、藤井氏からの聞き取りも実施したと説明した。
聞き取りに対し藤井氏は「蹴っていないし、蹴る意図もない」と主張したものの、同団体は「今ネットに流れている動画・画像を見る限り、藤井氏が慰安婦像を蹴るような素振り(そぶり)をしたことは明らか」と指摘。「客観的に見て不快感を与える不用意・不適切な行動であったことは間違いない」と批判し、台湾市民に謝罪した。その上で今回の事件により日台関係が損なわれることに憂慮を示し、信頼回復が得られるよう、誠意ある取り組みを行っていくとコメントした。
なお藤井氏は今回の事件を受け、11日付で同団体の幹事を辞任した。
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