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建大工業のタイヤ、7月から15%値上げ


ニュース その他製造 作成日:2008年6月5日_記事番号:T00007928

建大工業のタイヤ、7月から15%値上げ

 
 天然ゴム、合成ゴムなどの原料価格上昇を受け、建大工業は4日、7月から製品の販売価格を全面的に値上げすると表明した。タイヤチューブの20%超を最大とし、平均15%の値上げ幅となる。これは南港輪胎(南港タイヤ)が6月からの値上げを表明したことに続く、タイヤ大手の値上げとなる。5日付経済日報が報じた。

 建大によると、合成ゴムのオファー価格が25%上昇したため、合成ゴムの使用量が多いタイヤチューブで値上げ幅が大きくなる。

 同社の値上げは、4月の約10%値上げに続き今年2回目。今回の値上げは、バイクと自転車用が比較的上げ幅が大きく、ガソリン価格高騰を反映したバイクおよび自転車市場の好調から、建大は自動車よりも値上げの余地が大きいと判断したようだ。

 タイヤの輸入業者も値上げを開始している。ミシュランタイヤの台湾総代理商、米其林忠欣は同日、8月からトラック用タイヤおよび再生タイヤの販売価格を平均7%値上げすると発表した。