ニュース 建設 作成日:2018年9月14日_記事番号:T00079281
今年6月に開業した台北市信義区の高級オフィスビル「台北南山広場」における、最初の賃貸契約の内容が明らかとなった。不動産実勢価格登録資料によると、同ビル36階790.5坪の物件で賃料は月324万900台湾元(約1,180万円)、1坪当たり4,100元と、台北市のA級(高級)オフィスビルの賃料としては「台北101」、「国泰信義経貿大楼」に次いで3位にランクインした。14日付工商時報が報じた。
総合不動産サービス大手、仲量聯行(ジョーンズラングラサール台湾、JLL台湾)の趙正義総経理は、台北南山広場では既に90%以上の物件で借り手が決まっていると指摘。また、信義計画区には今後2~3年内に竣工(しゅんこう)するA級オフィスビルがないため、同ビル高層階の賃料は1坪4,000~5,000元が見込まれ、さらに最上階は5,000元を突破し、台湾最高を更新する可能性があるとの見方を示した。
現在、台湾のオフィスビル賃料の最高額は、中国のソフトウエア開発大手、猟豹移動(チーターモバイル)の子会社、台湾雪豹科技(レオパード・モバイル)が入居する台北101ビル83階の物件で、1坪当たり月4,411元となっている。
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