ニュース その他分野 作成日:2018年9月14日_記事番号:T00079294
昨年開催が断念された米台間の貿易投資枠組み協定(TIFA)の締結交渉会議は、双方が中間選挙や統一地方選挙を抱えている事情もあり、今年も開催が見送られる公算が高まっている。行政院経貿談判弁公室の鄧振中・総談判代表(交渉代表)は13日、「まだ米側とTIFA交渉会議の開催スケジュールを協議していない」と説明した。14日付経済日報が報じた。
米国在台協会(AIT)のジェームズ・モリアーティ理事長も、今年は会議が開催されるか分からないと述べた(13日=中央社)
米国は、台湾が米国産牛肉輸入の追加開放、豚肉輸入の開放に取り組むことを期待しているが、台湾側には依然、成長促進剤ラクトパミン(通称・痩肉精)への忌避感情があり、交渉は進展していない。米台ともに、選挙を前に敏感かつ成果が見込めない交渉に取り組みたくないのが現状だ。
また、米国は米中貿易戦争への対応に集中している中、TIFA交渉を行う余裕はないという事情もある。
中華経済研究院(中経院、CIER)のWTO・RTAセンターの李淳副執行長は、トランプ米大統領の手法から見て、TIFA交渉会議が再開されるのは、米国が関心を寄せるテーマにおいて台湾が一定の成果を示してからになると予測した。
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