ニュース 電子 作成日:2018年9月17日_記事番号:T00079301
15日付経済日報が中国メディアの報道を基に伝えたところによると、鴻海科技集団(フォックスコン)は、アップルが先ごろ発表したスマートフォン新製品3機種のうち、6.1インチ液晶ディスプレイ(LCD)搭載で比較的低価格な「iPhone XR(テン・アール)」の生産ライン27本を中国・鄭州工場(河南省)に設置し、1日19時間にわたりラインを稼働させているもようだ。XRの生産ライン数は3機種で最多で、現時点で歩留まりは93%。ライン1本に付き1時間当たり590台を生産しているとされる。
また17日付経済日報によると、鴻海・鄭州工場では16日、日曜日にもかかわらず、従業員の募集を行ったと伝えられている。
中国メディアは、上位モデルの「iPhone XS(テン・エス)」は革新的な機能は少なく価格も高いため、低価格で機能にも大きな差がないiPhone XRの方が消費者に受け入れられると指摘している。
なお新iPhoneの生産は、鴻海、和碩聯合科技(ペガトロン)などが手掛けるが、鴻海による生産が過半を占めるとされる。このため、新機種の販売が始まれば同社売上高は大幅に増加すると見込まれている。
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