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太陽電池最大手モテック、外国人労働者300人解雇


ニュース その他製造 作成日:2018年9月17日_記事番号:T00079308

太陽電池最大手モテック、外国人労働者300人解雇

 太陽電池最大手、茂迪(モテック・インダストリーズ)は17日、生産ラインの外国人労働者300人の契約を期限前に解除すると発表した。同社は、市況の変化と見通しの不透明さが理由と説明した。経済日報電子版などが報じた。

 前日までの報道によると、今年6月の中国政府による太陽光発電補助の大幅削減が追い打ちとなり、モテックは桃園市の観音工場で人員を整理するとの観測が出ていた。観音工場の年産能力は1GW(ギガワット)。

 モテックの従業員が蘋果日報に語ったところによると、中国政府の政策発表前は、観音工場の太陽電池生産ラインは22本あったが、現在は4本しか稼働していないという。

 経済日報によると、モテックは8月に中国江蘇省の昆山工場の太陽電池生産ラインを止めた。昆山工場の年産能力は700MW(メガワット)余り。同社の太陽電池の年産能力は合計3.6GWで、設備稼働率は約50%とされる。