ニュース 社会 作成日:2018年9月17日_記事番号:T00079318
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の創業者で前董事長の張忠謀(モリス・チャン)氏が14日、蔡英文総統より一等卿雲勲章を受章した。卿雲勲章は国家・社会に卓越した貢献のあった人物に贈られ、一等は過去に五院(行政院、立法院、司法院、監察院、考試院)の院長や副総統経験者などに贈られてきたが、ビジネス界のリーダーによる受章は張氏が初めてだ。15日付経済日報が報じた。
張氏(左)は、受章の栄誉はTSMC全社員と分かち合いたいと語った(14日=中央社)
張氏は「受章は創業と三十数年間にわたる経営を通じてTSMCを世界クラスのハイテク企業のモデルに育て上げ、台湾の経済成長に貢献したことが評価されたもので、とても光栄に思う。妻のソフィー(張淑芬氏)の全力のサポートに感謝する」と喜びを語った。
張氏はまた、TSMCの現在の課題として、米国、中国、日本の、大きな市場を持つ国の国家主義による挑戦を受けていることを挙げ、劉徳音(マーク・リュウ)董事長と魏哲家総裁は世界市場で公平な競争を続けていくための知恵が求められると指摘した。
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