ニュース 電子 作成日:2018年9月18日_記事番号:T00079323
IC設計の敦泰電子(フォーカルテック・システムズ)が、聯詠科技(ノバテック・マイクロエレクトロニクス)がタッチコントローラICとドライバICを統合した「TDDI」に関する特許を侵害したとして、智慧財産法院(知的財産裁判所)に7億9,400万台湾元(約28億8,000万円)の損害賠償を求める訴えを起こした。18日付工商時報が伝えた。
これに先立ち、フォーカルテックはノバテックの関連製品の製造と販売停止を求める仮処分を智慧財産法院に申し立てていた。判断は早ければ11月にも出る見通しで、仮処分が認められた場合、ノバテックは型番「NT36672A」のTDDIの販売が一時差し止められる。
ノバテックは「知的財産権を尊重している。今回の案件は弁護士に対応を任せている。会社の経営には影響がない」とコメントした。
NT36672Aは既に中国の液晶パネル大手メーカーに採用され、最終製品である華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)や小米集団(シャオミ)などのスマートフォンに搭載されている。損害賠償訴訟の判決までには2年程度を要する見込みだ。
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