ニュース 電子 作成日:2018年9月18日_記事番号:T00079325
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)メーカー、矽格(シガード・マイクロエレクトロニクス)の黄興陽董事長は17日の業績説明会で、今年の設備投資額を32億8,000万台湾元(約120億円)へと、年初の董事会での決定額から倍増させると表明した。8インチおよび12インチのウエハーレベルパッケージ(WLP)やハイエンドのテスト機器に引き続き投資し、顧客の来年の新製品に対応すると説明した。18日付工商時報などが報じた。
黄董事長は、下半期について、▽スマートフォン▽ネットワーク通信▽モノのインターネット(IoT)▽人工知能(AI)▽ブロックチェーン▽仮想通貨採掘(マイニング)──などのチップ向けの受注が多いと説明。米中貿易戦争への懸念はあるが、下半期の売上高は前年同期、今年上半期を上回るとの見通しを示した。
証券会社はシガードについて、▽聯発科技(メディアテック)▽STマイクロエレクトロニクス▽マイクロチップ・テクノロジー(米国)▽ノルディック・セミコンダクター(ノルウェー)──など大手メーカーから受注がある他、クアルコムや華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)などのサプライヤーになっていると指摘した。
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