ニュース 電子 作成日:2018年9月18日_記事番号:T00079328
アップル製品の動向分析で定評がある、中国の天風国際証券(TFインターナショナル・セキュリティーズ)の著名アナリスト、郭明錤氏は、アップルのスマートフォン「iPhone」新3機種の年内の出荷台数は7,500万~8,000万台と予測した。前年同期より約7%増える予想だ。18日付経済日報が報じた。
うち6.5インチ有機EL(OLED)ディスプレイ搭載の最上位モデル「iPhone XS Max(テン・エス・マックス)」の出荷比率予測は、25~30%で従来通り。大画面化、デュアルSIM対応、ゴールドモデルの投入で、高価格にもかかわらず中国市場での需要が高いという。
一方、5.8インチ有機EL搭載「iPhone XS」出荷比率予測は10~15%と、従来の15~20%から引き下げた。
9月21日発売のiPhone XSシリーズについて郭氏は、出荷ピークは10月と予測した。新iPhoneの組み立てを担う鴻海精密工業、和碩聯合科技(ペガトロン)は、9月から売上高が大幅に成長する見込みだ。
液晶モデルXR人気、TPKなど恩恵
郭アナリストは、6.1インチ液晶ディスプレイ(LCD)搭載で比較的低価格な「iPhone XR(テン・アール)」(10月26日発売)は、出荷比率の予測を55~60%と、従来の50~55%から引き上げた。
iPhone XR向けに外付けタッチコントロールモジュールを供給するとされる宸鴻集団(TPKホールディング)、業成控股(ゼネラル・インターフェース・ソリューション・ホールディング、GIS)は、9月が出荷のピークとなるもようだ。
筐体(きょうたい)の可成科技(キャッチャー・テクノロジー)も、iPhone XR向けに5割を供給するとされる。
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