ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2018年9月18日_記事番号:T00079333
経済部統計処によると、今年上半期のねじ・ナットの生産額は695億台湾元(約2,530億円)で、前年同期比15%増加した。世界経済の回復で輸出向けが好調だったことや、航空宇宙、自動車、医療分野向けの高単価製品の出荷拡大が貢献した。今年通年の生産額は1,400億元を超え、過去最高を更新するとみられる。18日付経済日報が報じた。
生産額のうち、輸出向けは8割以上を占める。1~8月の輸出額は、前年同期比16.6%増の30億8,000万米ドルだった。通年では45億米ドルと過去最高を更新する見通し。
台湾螺絲工業同業公会(TIFI)は、米国による中国製品2,000億米ドル相当に対する追加関税措置によって、ねじなど工業用ファスナーで台湾は他社からの転注が見込めるとして、通年の輸出を楽観視している。
ねじ大手の春雨工廠、聚亨企業(タイクーンズ・グループ・エンタープライズ)、小型ねじの朝友工業、自動車向けハイエンドファスナーの恒耀国際(QSTインターナショナル)の他、川上の鉄鋼メーカー、中国鋼鉄(CSC)、豊興鋼鉄などが恩恵を受けそうだ。
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