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DRAM3社、5月の売上高は前月比20%増


ニュース 電子 作成日:2008年6月5日_記事番号:T00007937

DRAM3社、5月の売上高は前月比20%増

 
 DRAMメーカーは力晶半導体(PSC)に続き、南亜科技、華亜科技(イノテラ・メモリーズ)、茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)が4日に5月の売上高を公表し、前月比の成長率は3社とも20%増の水準となった。5日付蘋果日報が報じた。
 
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 3社の5月の売上高は、茂徳が同24%増の33億2,000万台湾元(約115億円)、南亜科が前月比23%増の33億2,600万元、華亜科が同20%増の33億1,000万元となった。なお、南亜科と華亜科は共に今年最高の売上高となった。

 南亜科の白培霖副総経理によると、6月は四半期末決算を控えるなどの要因から契約価格の値上げに圧力が掛かり、伸び率は1けたにとどまるとみられる。しかし7月は、5月に起きたハイニックス中国無錫工場停電の影響が出るとみられ、また、ハイシーズンに入ることもあって、契約価格上昇に弾みがつくとの見通しを語った。短期的には2.5米ドルまで上がると予想している。

 白副総経理はまた、華亜科の株式帰属問題についてのキマンダとの協議が、同社の生産能力が双方にとって非常に重要であるため進んでおらず、6月26日の株主総会までには間に合いそうにないことを認めた。