ニュース 電子 作成日:2018年9月20日_記事番号:T00079379
スマートフォン用カメラレンズ最大手、大立光電(ラーガン・プレシジョン)の創業者、林耀英氏一族は18日、保有するラーガン株609万株、時価235億台湾元(約860億円)相当を、10月に設立する新会社「茂鈺紀念股份有限公司」に譲渡すると発表した。20日付工商時報が伝えた。
株式を譲渡するのは四大株主の林耀英氏、林恩舟董事長、林恩平執行長、林恩舟氏の妻の高芳真氏。
台湾版の共通報告基準(CRS)が近く導入されると予想される中、株式を個人名義から一斉に法人名義に転換し、株式の保有形態をオーナー一族による「株式信託モデル」に移行する狙いがあるとみられている。
ラーガンは「株式を永続的に保有することが目的であり、株式を外部に放出することはなく、節税目的でもない」と説明している。
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