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淘宝、台湾でLINE購物と提携


ニュース 商業・サービス 作成日:2018年9月20日_記事番号:T00079389

淘宝、台湾でLINE購物と提携

 中国電子商取引(EC)大手の阿里巴巴集団控股(アリババ・グループ・ホールディング)の通信販売サイト、淘宝(タオバオ)は19日、台湾で無料電話アプリ「LINE(ライン)」と提携し、通販プラットフォーム「LINE購物」を通じ、商品販売を行うと発表した。20日付経済日報が伝えた。

 淘宝は金額無制限で5%のポイント還元を行うなどして、顧客層を拡大する構えだ。LINEは台湾で1,900万件に達するアクティブアカウントがあり、通販業者がLINEと提携するケースは今後も増えそうだ。

 淘宝は中国系の通販サイトであるため、消費者の間には個人情報が中国側に漏れるのではないかとの懸念が存在する。これについてLINEは「ユーザーのデータを淘宝に提供することはない。ユーザーが淘宝のプラットフォームで商品を購入しない限り、淘宝側が消費者の情報を取得することはない」と説明した。

 淘宝は短期間で台湾のEC業界での地位を築きたい構えで、台湾向けサイトのインターフェースを改善し、「海外通販を利用している」という消費者の感覚をなくす取り組みを進めている。