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フォーエバー21、信義店を閉鎖へ


ニュース 商業・サービス 作成日:2018年9月21日_記事番号:T00079407

フォーエバー21、信義店を閉鎖へ

 米ファストファッションブランドの「フォーエバー21」が、中秋節(旧暦8月15日、2018年は9月24日)後に台北市信義区のショッピングセンター(SC)、ATT 4 FUN内の台湾1号店を閉鎖するもようだ。台湾市場から撤退する可能性も取り沙汰されたが、同市忠孝敦化商圏にある2号店の店員は蘋果日報の取材に対し、「閉店は1号店だけで、忠孝店は営業を続ける」と話した。蘋果日報電子版などが伝えた。

 フォーエバー21は15年6月に台湾1号店をオープン。翌7月に忠孝敦化商圏に2号店を開業した。当初は人気を集めたものの、現在台湾で70店舗以上を展開するユニクロなど競合ブランドに店舗数、品質、サービスなどでかなわず、来店者数が大幅に減少している。

 外電の報道によると、フォーエバー21は16年に損失過多のためスコットランドから撤退。17年以降は米国、日本、香港などでも旗艦店を閉店しており、豪州から撤退するとも伝えられている。インターネット通販の普及でブランド競争力が低下し、販売が低迷していることが最大の原因とされる。