統一超商（プレジデント・チェーンストア）傘下のドラッグストア大手、康是美（コスメッド）は20日、統一時代百貨（ユニスタイル）台北店（台北市信義区）地下２階の台北ＭＲＴ（都市交通システム）連絡通路に、美容・コスメ商品を中心にした新コンセプト店をオープンした。21日付工商時報が報じた。
同店は美容・コスメ商品が全体の70%を占め、うち過半がコスメ商品だ。日本の「江原道」、韓国の「WAKEMAKE（ウェイクメイク）」など海外の人気５ブランドの商品を導入した。
コスメッドの黄玉真総経理は、同連絡通路は毎日15万人以上が利用しており、通常の店舗より美容・コスメ商品の売れ行きが期待できると述べた。
コスメッドは新コンセプト店の開業により、台湾全土の400店以上で美容・コスメ商品の売上高が30%増加すると見込んでいる。同社は、今年上半期の売上高が前年同期比４%増加しており、今年通年では前年比５%増の110億台湾元（約400億円）が目標と説明した。
