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淘宝相手の特許訴訟、台湾企業が勝訴に自信


ニュース 商業・サービス 作成日:2018年9月21日_記事番号:T00079409

淘宝相手の特許訴訟、台湾企業が勝訴に自信

 中国電子商取引(EC)大手、阿里巴巴集団控股(アリババ・グループ・ホールディング)傘下の通販サイト、淘宝(タオバオ)に特許を侵害されたとして、台湾のベンチャー企業、創意点子が淘宝を相手取り起こした訴訟で同社は20日、淘宝の特許侵害を認定する内容の北京智慧知識産権司法鑑定センターの報告書を取得したと発表した。21日付自由時報が伝えた。

 問題の特許は、ライブ動画を見ながら商品を購入する「随看即買」と呼ばれるサービスに関する特許だ。

 創意点子と三立電視(SET)は2016年初め、グルメをテーマとする通販番組で、番組の視聴者が画像をクリックするだけで、商品購入画面が表示されるシステムを考案した。創意点子は淘宝がそのアイデアを盗用したと主張している。

 創意点子の創業者、陸意志氏は「勝訴できる可能性は高い。提訴は意地を通すことが狙いで、損害賠償請求は重要ではない。台湾のソフトパワーは他に負けない。世界に台湾の創造力を見せ付けたい」と述べた。