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元耀の太陽電池用接続ボックス、シャープから受注獲得


ニュース 電子 作成日:2008年6月5日_記事番号:T00007941

元耀の太陽電池用接続ボックス、シャープから受注獲得

 
 受動部品の興勤電子工業(シンキング・エレクトロニック)の隋台中董事長は、傘下の発光ダイオード(LED)メーカー、元耀科技がシャープと住友商事から太陽電池モジュール用接続ボックスの受注を獲得したことを明らかにした。5日付工商時報が報じた。

 隋董事長によると、現在の単月出荷量は1月の5倍の10万個で、7月には15万個に達する見込みだ。5月の生産ラインの稼働率は70%だったが、現在は満杯状態になったという。7月には生産ラインを1本追加して3本とする計画で、来年の出荷量は単月で20万個となる見通しだ。

 接続ボックスの売上高は同社の全売上高の3割を占めており、単月で15万個の出荷となれば損益分岐点に達すると予測。また、住友商事は日本市場だけでなく、米国、欧州市場でも供給先の開拓を行っており、同社の受注増が期待できると語った。

 元耀の資本金は4億台湾元(約14億円)で、興勤が51%を出資している。昨年の売上高は前年比16.77%減の2億6,800万元、営業損失は1,672万元だった。