ニュース 商業・サービス 作成日:2018年9月21日_記事番号:T00079410
食品大手、嘉楠グループは20日、3年以内に嘉義市、宜蘭県、屏東県および中部地区にホテル4軒を建設すると表明した。うち嘉義市では10億台湾元(約36億6,000万円)を投じて建設した嘉楠風華酒店(オリエント・ラグジュアリー・ホテル)が既に営業を開始。今後は宜蘭県では温泉地の礁渓で、屏東県ではリゾート地の墾丁でそれぞれ2020年に営業を開始する予定だ。21日付経済日報が報じた。
嘉楠風華酒店の総経理で、嘉楠グループのホテル事業を主導する陳建昇氏は、「国内旅行市場を悲観しておらず、有名な観光スポットを戦略的に選択してホテルを開設する」と語った。
4軒のホテルのうち、嘉義は親子旅行向け、礁渓は最高級温泉ホテル、墾丁は海洋レジャー向け、中部は温泉レジャー向けと、それぞれの位置付けを明確にして商機獲得を目指す方針だ。
雲林県を本拠地とし、豚肉の加工業で事業を開始した嘉楠グループは、「跳伯」ブランドの貢丸(豚肉団子)で広く知られている。現在は傘下に▽嘉楠食品工業▽台億食品▽嘉楠冷凍倉儲▽嘉楠建設▽嘉悦建設▽嘉楠風華酒店──などを抱え、食品加工、不動産開発、ホテル経営と幅広く事業を展開している。
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