ニュース 政治 作成日:2018年9月21日_記事番号:T00079417
11月の台北市長選について聯合報が行った世論調査によると、主要3候補者のうち、現職で無所属の柯文哲氏(59)が支持率37%でリードし、国民党の丁守中氏(64)が29%で追い掛け、民進党の姚文智氏(52)が8%で引き離される展開となっている。誰が当選すると思うかを尋ねた質問では、「柯氏」が53%と「丁氏」の14%を大きく上回り、市民の過半が柯氏再選を予想するという結果となった。21日付聯合報が報じた。
柯氏は現在の選挙戦のムードを最後まで保ちたいところだ(中央社)
クロス分析によると、男性有権者の支持率は▽柯氏、38%▽丁氏、31%▽姚氏、10%──、女性有権者の支持率は▽柯氏、35%▽丁氏、27%▽姚氏、6%──となった。年齢別では、柯氏は20~39歳で62%と圧倒的な支持を集めた。一方、丁氏への支持は20~39歳で11%にとどまったものの、40~59歳で36%と柯氏を2ポイントリード、60歳以上では40%の支持率を集め、柯氏を29ポイントリードした。
有権者の4割が国民党支持とされる台北市では、民進党が柯氏と協力せず独自候補を立て、三つどもえの争いとなったことで、丁氏に有利となるとみられていたが、今回の調査結果は予想を裏切るものとなった。柯氏が常に選挙戦の主導権を握り、丁氏と姚氏が守勢に回っている状況が要因とみられる。
一方、調査では25%の有権者が投票先を決めていないことが明らかとなっており、今後の票の行方が鍵を握りそうだ。
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