ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2018年9月25日_記事番号:T00079438
韓国の貿易委員会(KTC)は20日、台湾から輸入される安価のステンレス鋼棒が韓国の産業に損害を与えているとして、台湾製品に最高18.56%の反ダンピング(不当廉売、AD)関税を課すよう韓国企画財政部に提言した。早ければ来年初めに最終決定が下される見通しだ。23日付経済日報が報じた。
KTCは、台湾の栄剛材料科技(グロリア・マテリアル・テクノロジー、GMTC)に18.56%、華新麗華(ウォルシン・リーワ)に9.68%、その他のサプライヤーに13.27%のAD関税を課すよう提言した。
台湾の経済部国際貿易局(国貿局)は、韓国の台湾からのステンレス鋼棒の輸入額は2015年に3,185万米ドル、輸入シェアは21.24%で首位だったが、16年の輸入シェアは20.06%で日本に次ぐ2位となり、17年は17.97%まで下落したと指摘。ダンピングの事実はないと韓国側に訴え、AD税率の引き下げを求めると表明した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722