ニュース 運輸 作成日:2018年9月25日_記事番号:T00079444
シンガポール発の乗り捨て方式レンタサイクルサービス「oBike(オーバイク)」は昨年4月に台湾進出を果たしたが、歩道への違法駐車やバイク駐輪スペースの占拠といったトラブルが各地で多発。台湾大学のキャンパスも例外ではなく、昨年11月から現在までに校内で違法駐輪され、水源校区の保管エリアにレッカー移動された車両は1,200台を超え、同地が「オーバイクの墓場」と化していることが明らかとなった。25日付蘋果日報が報じた。
台湾大学によると、オーバイクの台湾支社は昨年11月までは保管エリアから計560台を引き取ったが、それ以降は放置されており、台数は増え続けているという。なお同大では、学生に請求する違法駐車車両のレッカー費用は50台湾元(約180円)だが、オーバイクのような業務用車両の場合は台北市の規定に基づき、レッカー費用100元に加え、1日当たり50元の保管費を徴収するため、1,200台を引き取るには1,000万元以上の支払いが必要になるとみられる。
この問題について蘋果日報がオーバイクの台湾支社に電話取材を行ったところ、同社総経理と広報担当者が既に離職していることが分かり、カスタマーサービスの担当者が、シンガポール本社と対応を協議しているとのみ回答した。
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