ニュース 電子 作成日:2018年9月26日_記事番号:T00079453
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)大手、力成科技(パワーテック・テクノロジー、PTI)は25日、新竹科学工業園区(竹科)で世界初のファンアウト・パネルレベルパッケージング(FOPLP)の量産拠点となる新工場を着工した。2019年下半期の生産開始、20年下半期の量産を予定する。FOPLPの月産能力は5万枚で、12インチウエハー15万枚に相当する。26日付工商時報が報じた。
蔡篤恭董事長(左4)は、「FOPLP工場が当社の長期的発展にプラス効果をもたらす」と語った(25日=中央社)
新工場は敷地面積8,000坪で、地上8階、地下2階建て。投資額500億台湾元(約1,840億円)で、雇用機会3,000件の創出を見込む。
海外の大手メーカーが人工知能(AI)や高性能計算(ハイパフォーマンスコンピューティング、HPC)のカスタマイズ開発に着手したことでハイエンドのパッケージング需要が増大しており、パワーテックはFOPLPによってこの取り込みを狙う。
同社は16年末に竹科内の工場に業界初の回路線幅55/20マイクロメートルのFOPLPパッケージングラインを整備しており、同時に研究開発(R&D)とアナログICの少量生産を進めてきた。累計投資額は1億米ドル以上に上る。
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