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鴻海の米パネル工場、自動運転で従業員送迎計画


ニュース 電子 作成日:2018年9月26日_記事番号:T00079454

鴻海の米パネル工場、自動運転で従業員送迎計画

 外電の報道によると、鴻海精密工業は米ウィスコンシン州で建設中の液晶パネル工場で、2020年に自動運転車による従業員の送迎を開始する予定だ。同工場を自動運転技術の実験場とする意図に基づくものとみられる。26日付経済日報が報じた。

 ウィスコンシン州当局が鴻海の工場に至る道路を新たに建設し、無線通信や車載レーダーなど自動運転技術に対応するインフラを整備するもようだ。鴻海が同工場園区で建設する交通インフラは、部品、材料、完成品の運搬を優先とする。

 鴻海の米工場をめぐっては、今年7月に、郭台銘(テリー・ゴウ)董事長が同工場に自動運転車のテストサイト(試験区)を設けると発言した動画が流出し、注目を集めていた。

 鴻海が自動運転の分野を強化する上では、傘下の乙盛精密工業(Esonプレシジョン)が重要な役割を果たすとみられている。乙盛はメキシコ工場から米電気自動車(EV)大手、テスラ向けにサンルーフや電池部品を供給している。