ニュース 金融 作成日:2018年9月26日_記事番号:T00079469
金融監督管理委員会(金管会)銀行局はこのほど、銀行間ネットワークの運営会社である財金資訊(FISC)に対し、インターネットバンキングや現金自動預払機(ATM)を通じた少額の他行宛て振り込み、他行口座からの引き出しについて、手数料を引き下げる方向で検討するよう指示した。26日付経済日報が伝えた。
金管会の顧立雄主任委員は、ATMとモバイルペイメントは相互補完的役割を果たすとの見方を示した(中央社)
現在の手数料は、他行宛て振り込みが15台湾元(約55円)、他行口座からの引き出しが5元となっている。今後、1,000元以下または3,000元以下の少額取引の手数料が引き下げられる可能性が出てきた。
金管会による検討指示は、立法委員からの要請に加え、モバイルペイメントの普及を図る狙いがある。100~200元の振り込みに15元の手数料がかかるというのは高過ぎるという感覚があるため、引き下げが検討されることになった。
台湾の他行宛て振込手数料は、諸外国と比べて高いとは言えない。オーストラリアでは提携銀行間では無料、中国では最低2人民元(約33円)だが、諸外国では台湾を上回る国が多い。
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