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AUO、AI人材1千人採用へ


ニュース 電子 作成日:2018年9月27日_記事番号:T00079484

AUO、AI人材1千人採用へ

 液晶パネル大手、友達光電(AUO)の彭双浪(ポール・ポン)董事長は、新事業においてはスマート型マネジメントや人工知能(AI)が重要となると語り、今年から来年にかけて関連人材1,000人を採用すると表明した。27日付工商時報が報じた。

/date/2018/09/27/01auo_2.jpgAUO、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)、緯創資通(ウィストロン)の3社は26日、産学の距離を埋めるための人材育成組織、GOLF(Gap of Learning&Field)学用接軌聯盟の成果発表を行った(26日=中央社)

 彭董事長は、多くの台湾企業が事業の転換を検討しているが、中国や新興国市場の発展に直面する現在、従来の大量生産の発想から脱却する必要があると指摘。AUOは過去20年以上にわたり、光電関連技術の他、IT(情報技術)システムや水のリサイクルなどに関する経験や技術が蓄積されていると強調。こうした経験と強みを生かしてスマートリテール、循環型経済、医療分野で事業を拡大していると説明した。

 AUOは今後の事業転換計画に合わせて、AIのほか、ソフトウエアとハードウエアの統合、ビッグデータ分析に関連する人材を1,000人以上採用する予定だ。グループ内部の育成機関のほか、台塑集団(台湾プラスチックグループ)や奇美実業(チーメイ)とともにAI育成機関「台湾人工智慧学校(台湾AIアカデミー)」に出資し、人材の確保に努めている。