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国鼎生技の高脂血症薬、第2期臨床試験を通過


ニュース 医薬 作成日:2018年9月27日_記事番号:T00079491

国鼎生技の高脂血症薬、第2期臨床試験を通過

 国鼎生物科技(ゴールデン・バイオテクノロジー)は26日、台湾に自生するキノコ、牛樟芝(ぎゅうしょうし、ベニクスノキタケ)から抽出した「アントロキノノール」を主要成分とする新薬「Hocena」について、血中脂質低減効果と安全性の検証を目的とした台湾での第2期盲検法臨床試験を通過したと発表した。27日付経済日報が報じた。

 国鼎生技は、他の国・地域での臨床試験の設計、および製薬メーカーへのライセンス授権に有利になると説明した。

 台湾での第2期盲検法臨床試験では、高コレステロール血症と高脂血症の患者120人を対象に、Hocena服用後の体内の中性脂肪「トリアシルグリセロール(TG)」などの値の変化を12週間にわたって検証した。その結果、Hocenaを100ミリグラム服用した組で、プラシーボ(偽薬)を投与した組と比べてTG値の顕著な低下が見られ、深刻な副作用も確認されなかった。