ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

損切り住宅、全土に519物件


ニュース 建設 作成日:2018年9月27日_記事番号:T00079493

損切り住宅、全土に519物件

 不動産価格の比較ウェブサイト、屋比(ウービー)の統計によると、インターネットの不動産サイト上で売りに出された住宅のうち、「赤字で売却」をうたう住宅物件は台湾全土で519件存在する。県市別で見ると、台中市が214件と41.2%を占めて最多、これに新北市の123件(23.7%)が続いた。27日付蘋果日報が報じた。

 なお、損切り住宅のうち69.7%を予約販売物件または新築物件が占め、かつ台中市西屯区、南屯区、北屯区、新北市林口区、淡水区、新荘区など、近年マンション建設案件が多い地域に集中していた。

 ウービー創業者の葉国華氏は、特に新興再開発エリアの予約販売物件は、かつて不動産景気が好調だった時期に価格が高騰したが、2014年に市況が悪化。開発案件の多い地域では供給量に対し需要が小さく、完成後、価格が下落したと指摘した。