ニュース 金融 作成日:2018年9月27日_記事番号:T00079496
中央銀行(中銀)は26日、8月の市中銀行による住宅ローン貸付残高が前年同期比4.7%増の6兆8,367億台湾元(約25兆2,000億円)となり、18カ月連続で過去最高を更新したと発表した。建築融資残高も5.93%増の1兆7,825億元で、5カ月連続で過去最高を更新した。ただ、伸び率は不動産取引が控えられる旧暦7月の「鬼月」(今年は8月11日~9月9日)の影響でいずれも前月を下回った。27日付経済日報が伝えた。
中銀の分析担当者は「住宅ローン残高は5~7月にはいずれも300億元以上伸びてきたが、8月は191億元まで伸びが縮小した。鬼月による影響だ」と指摘した。
一方、住宅修繕ローン残高は1,000億元の大台を割り込んだ。中銀は審査の厳格化による融資減少が原因とみている。
住宅ローン貸付残高と建築融資残高がいずれも過去最高となったことについて、不動産仲介大手、信義房屋企研室の曽敬徳専案経理は「過去20カ月にわたり相対的に高水準を維持しており、景気が引き続き緩やかに回復していることを示している」と分析した。
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