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大型パネル、Q4価格下落か


ニュース 電子 作成日:2018年9月28日_記事番号:T00079510

大型パネル、Q4価格下落か

 市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーは、大型液晶パネルの第4四半期オファー価格が下落する可能性が高まっていると指摘した。第1~3四半期の需要が強かった反動から第4四半期の需要面積は前期比3.5%縮小する一方、中国の京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)と中電熊猫信息産業集団(CECパンダ)が政府の補助金を受け取るために新生産ライン計3本のフル稼働を目指しているため、第4四半期の供給面積が2.3%拡大し、供給過剰率が4.3%に上昇すると予想した。28日付経済日報が報じた。

 ウィッツビューは、大型パネルの今年通年の供給面積は2億150万平方メートルと前年比7.4%拡大し、拡大幅が2013年以降で最大になると予想。一方、サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会開催や製品規格の変更、ゲーミング(ゲーム用)向け需要の増加で需要面積は1億9,690万平方メートルと8.6%拡大し、供給過剰率は2.4%と従来予想の5.5%を下回ると予測した。